ログブック・西表03
朝7時横浜のカミさんの実家から羽田を目指す。
羽田から那覇、那覇から石垣、石垣港から船浦港へ乗り継いで、
午後5時西表上原に到着。
「イリューシン18の脱出」 ジェラルド・シーモア 上・下巻で
飛行機の狭い座席による閉所恐怖をかわす。

鳩間島より西表を望む。
ダイビング1日目、ガイド・Mr.サカナ

晴れ、凪ぎ 気温30℃ 水温25℃
No.1,鳩間島 東、バディ S松氏 ー12m、50分、9リットル200気圧。
浅く明るい海、リーフの尾根が平行に何列も続いている。
1年ぶりのダイビングにはぴったりだが、眼にはものたりない。
S松氏はビデオを持っているので泳ぎはゆっくり、
アンカリングしてあるボートの周りでフワフワ、ま、身体慣らしというところ。
シテンヤッコ、ニシキヤッコ、アジアコショウダイ。
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No.2 カスミの根 ー15m、55分。
40m平方位の中に根が三つあって、浅いところでー8m、深いところでー18m。
その根にたまに現れるマンタを待つわけだ。
サザナミヤッコ、メガネスズメダイ、ハナミノカサゴ、ニシキヤッコ、
ホシゴンベ、カクレクマノミ、メガネクロハギ。

夜はムーンビーチのブルーゼストでロック・コンサート。
本島からマリ&メデューサというバンドがやってきた。
島のオバアたちの乗りのよさったらないね。
2日目、快晴、少しうねり。
No.3 仲御神島 東の根 ー20m、30分 ⇔30m。
ボートで1時間で仲御神島。
アンカリングしてアンカーロープを伝わって潜る。
ボトムでー60m、そこからビルのような岩が垂直にー20mまで立ち上がっている。
そんな岩がどかどかと幾つかあって、岩の上で流れに乗ってやってくるイソマグロを待つのだ。
が、今日はほとんど流れがないので、どうか?
80cmのロウニンアジ(沖縄ではガーラ)が現れた。
岩と岩の間の回廊を回っていく。
海のブルーが一段と濃く、全てのものを染めてしまう。
No.4 仲御神島 西 −22m 40分 べた凪。
ここは島影の浅いポイント、
−8mの砂地から、なだらかに深くなっていくエダサンゴの群生が拡がっている。
チョウチョウウオの類い、スズメダイの類いがやたらといる。
ハマクマノミ、ハナビラクマノミ、クマノミ、カスミチョウチョウウオ。

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3日目、快晴 凪 バディ・Mrs.HK
No.5 仲御神島 東の根 −20m 30分 ⇔30m
今日は流れがあり、アンカーロープに泳ぎつけない。
Mr.サカナに言わせるとジェットフィンは重いばかりでよろしくない。
あんなもの俎板の代わりにしかならん、捨ててしまえ。
確かに重いんだ、フルフィートの軽いやつを買うことにしよう。
岩の根の上にへばりついて回遊魚を待つ。
クマササハナムロの大きな群れがやってきたので、
こいつを狙ってイソマグロが現れるかと期待したが、
30分ご苦労様でした。
No.6 仲御神島 南西の根 -20m 30分
直径5m以上の大きな石を平らに敷き詰めたような海底。
−10mのところにアンカリングして、そこから流れに逆らって深場へ向かう。
−20mの岩の向うはー25mの砂地、
20mほど前方に80cmくらいのバラクーダの群れが見える。
ふっと振り向くと、頭の上をイソマグロが3匹(60cm〜1m)通り過ぎていくところだった。
「夜の大海の中で」 グレゴリー・ベンフォード 良いSFでした。
4日目、快晴 南風 バディ・S松氏
No7. カスミの根 -15m 50分 ⇔25m
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マンタが出た。
三つ並んでいる1番南の根の上で待っていると、
左右2m以上あるやつが正面から向かってきて右へ切れていった。
今度は北の根の上で待っていると、
少し小ぶりなやつが左から表れて右へ消えていった。
No.8, 鳩間島 東 -15m 55分 ⇔25m
平行に何本も並んでいるサンゴの尾根、浅いところでー6m、深いところでー18m。
ストロボが発光しなくなった。
ビデオを抱えたS松氏を探すと、ごく浅いところで排気の泡を写している。
昨夜も「木馬王」でビデオ鑑賞会。
フィン・キックのチェックであるとか、マスクとレギのはずし方であるとか、わいわい騒げる。
ビールの肴にもってこい、今夜肴にされるのは誰だろう?
S松氏と話をしたら、Miss.M木と潜ったことがあるとか、
世間は狭い、特にダイビング関係は。

5日目、快晴 微風 バディ・S松氏
No.9 崎山 アザミサンゴ -18m 55分
東洋1のアザミサンゴは直径約6mの半球体。
結構形のいいものだが、ポリプが少しオニヒトデにやられている。
イソバナ、アカマツカサ、ハナダイ、ハナゴイ、浅瀬で遊んでフィルム1本撮りきった。
No.10 網取 ガーデンイール
ガーデンイールはー6m〜10mの砂地にいる、が、透明度も悪いし近づけない。
その砂の斜面を降りていくと、
−27mのところに小さな根があってキンメモドキが一面に群れている。
根の穴を探すと5cmもない位のオイランヨウジウオがいた。
オイランヨウジウオが見たいというリクエストでここへきたのだが、
よくもまあ見つけるもんだ。
その他珍しいフタイロハナダイ。
6日目、快晴 凪 バディ・Mr.&Mrs.HK
No.11 カスミの根 -12m 55分 ⇔20m
このポイントは3度目、今回もマンタに出会えた。
潜って、三つの根のどの根で待とうかなんてやっているところへ、
3m以上のやつがヌワーッと現れて、
皆で追ったものだから近づくまもなく去っていった。
それがせいぜい潜ってから10分の出来事。
後の45分はひたすら待つのみ。
女性のほうが酸素の消費量が少ないので、潜っていられる時間も長い。
私がエクジットしてから5分後に上がってきたMrs.HKは、
上がる寸前マンタに行きあったそうだ。
No.12 バラス島 北の根 -20m 50分 ⇔20m
平行してサンゴの根が幾つかある、そこをぐるりと一回り。
大ぶりのイソバナ、沢山のハナゴイ。
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夜8時より11時まで「木馬王」でビデオでビール。
7日目、快晴 南微風
No.13 鳩間島 南東の根 -20m 30分 ⇔20m
サンゴの根に、重なり合うように、
オオギウミヒドラ(黄色の横に広いイソバナ)が群生している。
このポイントは初めて、ストロボの不調が悔しい。
No.14 バラス島 北西の根 15m 50分
赤いイソバナの群生するサンゴの根、キンメモドキの群れる穴がある。
体を突っ込んで、上を向いて逆光でキンメモドキを写した。
ストロボが発光し始める、ん?
この日、クマさんが鹿川のキャンプから戻った。
クマさんを迎えて久々の泡盛パーティー。
ようやくカンピラ荘がにぎやかになった。
「星の海をこえて」 グレゴリー・ベンフォード
8日目、雨 西風8m 1.5mの波
No.15 カスミの根 -15m 55分 ⇔15m
熱帯性低気圧がやってきて、荒れ模様の天気になった。
結構ゆれるし、雨で視界も悪い。潜ってマンタを待つ。
前回のように、先にエア切れしてボートに上がってからマンタが出たのでは悔しいので、
あまり動かずに必死で息をこらえる。
結局マンタは出ない。

ボートに上がると雨がひどくなっていて、視界が10mとない。
ゆっくりボートを走らせて、船浦港へ戻るのかと思ったら、鳩間島の桟橋についた。
降りしきる雨の中、ボートのテントの下で食べる弁当はまるで水浸し。
雨のかからない所に隠れていたサカナが現れて、さあ行こうかとボートを出す。
こんな天気にどこへ行くのか、帰るんじゃないのか?
雨も波も収まる様子はない。
と、ボートを止めてアンカリング、ローリング、ピッチングを繰り返す船の上でセッティング。
学生のひとりが船酔いでつぶれた。
No.16 クロキサンゴの根 -15m 30分
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相変わらずクロキサンゴに寄っているキンメモドキの群れ。
珍しいシロタスキベラを見つけた。
キンメモドキを狙って30〜40cmのカスミアジが3匹来ている。
まっすぐ群れを目指してきて、一閃、離れてゆく。
ストロボも何とか光ることだし、シャッターを押し続けて、
フィルムが終わったところで早めに浮上した。

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今日の定期便は、全便欠航したそうだ、明日無事帰れるんだろうか。

帰り着いた日、関東地方は梅雨が空けた。