電気窯で本焼きのこと


生涯学習祭りに出品展示する作品を成型。
風布の窯で須恵の会の皆さんの作品と一緒に本焼きした。
デイリーコメントで思わせぶりに報告している新構想作品の全貌をレポート。

窯出し
生涯学習祭りを控え本焼きを繰り返す、まず1回目の窯出し。
上段左に見える丸い口は貼寄茶碗、細かいのはバザー用の箸置き。

新構想作品のこと


新構想作品とは何か?

一言で言えば篭である、よく見る籐で編んだ篭。
以前本に載っていた写真で焼き物の籐篭を見たことがあったので、
できないことはないと思っていた。
ただし、やる気がおきるか、やってみて本当に自分でもできるのか?
それはまた別の問題。

ある日、やる気が高いところからおりて来ました。

編む8
8mmのたたらを裁断して紐をより、編み始めた篭1。
この辺まで編んで紐が太すぎることに気付き、作業を中断、潰して練り直し。

編む501
5mmの紐で編み直す篭2、白く見えるのは片栗粉。
片栗粉を使うことで紐が乾燥しやすくなり、ぽきぽき折れる。

編む502
器を利用して立ち上げていき、縦紐を編み込んで縁を編み止める。

5mm厚のたたらはあらかじめ準備して、発泡スチロールの箱にストック。
紐はたたらから一本づつ切り出して、その都度丸い紐による。
そちらで作業していると、編みかけの物が乾いてくるので、霧吹きで水分を飛ばす。
水分が多すぎると、紐がだれて編んでいて伸びてしまう。
何度投げつけて潰してしまおうかとしたことか。

それだけに成型終了の満足感はひとしお、完成度は別にしても。

貼寄茶碗生
手元にあった種類の違う再生土を貼寄せて茶碗を成型。
土ごとに性格が違い、なだめながら乾燥させるのが苦労であった。

七輪で焼いたらさぞかし面白い表情をみせるのではないかと思ったが、
素焼したところ、アララ、貼り合せた所に傷が見える。
七輪焼成では割れてしまうであろうと諦めて、
須恵の会の作品と一緒に電気窯で焼くことにした。

窯詰1
3回目の本焼きともなると窯詰もゆったり。
左が篭4、右が赤貝で寝かせた茶碗、共に灰を振ってあります。

篭2
 上)篭2、全体に灰を振って一部に織部・黄瀬戸を掛けた
 右)篭3の一部、こちらの方が縁の立ち上がりが深い
篭3の一部

貼寄碗1
 貼寄碗1、土は4種類、貼寄部分の傷は釉薬に隠れた
 全体に薄く灰を掛け、貝の上に置き、一部に灰の流れを作る
 右は赤貝の目跡と、貝の影響で赤く発色した様子
貼寄碗1の一部
貼寄碗2
 貼寄碗2、流れを付けるため掛けた灰に長石を2割混入
 右は硫酸銅の発色
貼寄碗2の一部

グルグル碗
グルグル碗、信楽赤土に薄く灰を振る、胆礬がグリーンに発色しなかった。
それでも1230℃に温度を押さえたので揮発してはしまわなかったが。

篭4
潰した篭も数に入れて4個目の篭、手馴れてはきたもののまだまだ。
長石2割の灰を刷毛で生掛け。

これで生涯学習まつりの展示の準備は完了、当日を待つのみ。
反響やいかに。


篭の展示
二日間の展示を終え、グループの仲間と
ご苦労さんの食事をゆっくりして今帰ったところです。

篭に関して、ご覧になった方の反応の1番は、陶器と気付かないで通り過ぎる、
でした。
そりゃないんじゃないのと説明いたしますと、驚いて手にとってくださる。
何か裏技があるのではないかと怪しむ人もいらっしゃいましたが、
こちらが恥ずかしくなるほどほめて下さる方もおいででした。

作った本人としますと、二日間目の当たりに見ていると、
粗が見えてきて、最初の3個はやはり習作ということだなあと思います。

ま、来年に向けてまた精進しなければ。






ここでちょっと復習。
今までのページの索引をつけておきます。
網の上で素焼きをしていた。鍋の底が抜けてアルミのインゴットが出来た。
缶の中で本焼き、ドライヤーの距離と時間の関係。
焼き締めぐい呑み茶碗にチャレンジ素焼きに籾殻焼きを導入。
吉田明氏の自作七輪織部にチャレンジ織部に再チャレンジ
ランチ織部が発色?
籾殻灰釉がうまく溶けない籾殻灰釉を工夫三島
 自作七輪。 茶碗にチャレンジ。
戸板市。 中学生がチャレンジ。
2回目の戸板市。 NTV 「さわやかニッポン」の取材
NTV 「発想自由人」の取材
七輪陶芸・始めてみよう・@準備A素焼きと本焼き
オリジナル・ネームプレート(直径10cm)のご注文受け賜わります
窖窯焼成に参加
徳利と焼き上がりが気に入っている灰釉ぐい呑み
灰釉がきれいに融けたぐい呑み
灰釉S字紋ぐい呑み
チャンネルJの取材
ミニ窯にはブロワ
TBSの取材、番組は「モーニング天気」
ミニ窯で焼き直してみたら
七輪陶芸パーティ、インパク編集部も取材に来た
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