七輪陶芸のこと 08

来月には師匠の窯で作品を焼いてもらえる。
できあがってくるのが楽しみだ。
師匠の専門は磁器なので,銅は窯に残るからと,
織部は焼いてもらえない。
織部の緑を見たくてチャレンジしているのだが,
前回の七輪陶芸でも織部釉が緑色に発色しなかった。
(七輪陶芸07を参照してください)
狭い七輪の中でどれほどのことができるか判らないが、
今回七輪で工夫できることは,
棚板のサイズを七輪に入れられるぎりぎりの大きさのものにして
試す事ぐらいしか思いつかない。
ま,懲りずに再チャレンジして見よう。
9度目の七輪陶芸
近所の燃料屋さんがデッドストックの石炭を譲ってくれた。
「それにしても臭いですヨ」の一言とともに。
炭で火を起し石炭を入れると煙と臭いがすごい。
織部と灰釉を掛け分けたぐい呑みを火で炙ってから,
棚板の上にぐい呑みを置き,七輪を被せる。
棚板でいくらかでも直火をさえぎろうと意図した。
ドライヤーを30pから段階的に近づけて5cmまで寄せる。
左
ドライヤー30cm
右
ドライヤー25cm

左
ドライヤー15cm
右
ドライヤー5cm
最終段階
目一杯石炭を入れて約45分で焼きあがり。
石炭のほうが温度が上がるという感じはないが,
火持ちは炭よりもよく、燃えきってしまわないので,途中で足す必要は無い。
で,今回の作品は,


灰釉に織部を少し掛け分けたぐい呑み。
やはり織部は緑にならなかった。
それで一度掛けた釉薬を掻き落として,
今回仕入れてきた黄瀬戸を掛け直してみる。
黄瀬戸がうまく溶けた。
黄瀬戸の下で落としきれなかった織部が赤く発色して,
ちょっと釉裏紅みたいと一人満足。

もう一度焼いてみると今度は黄瀬戸釉が縮れてしまった。
釉が縮れるのは土との相性が悪いせいが多いとか,
でも土は上のものと同じ。
ではどうして?
焼き方のせい?
今度は土の種類をいくつか用意して試して見ることにします。
テストピースを焼いてると思えば良いんだと自分を慰める。
既に次回へ向けてぐい呑みを準備し始めている。
次の月曜はまた七輪陶芸。
今回釉薬がうまく溶けるまで焼けなかったものを
焼きなおすところから始めようと思うので,
新しいものをいくつ焼けるか判らないが,
楽しい月曜になりますように。