七輪陶芸のこと 07

前回の七輪陶芸で織部釉が緑色に発色しなかった。
(七輪陶芸06を参照してください)
織部は酸化で緑色になることは判っていた。
自分では下からドライヤーで空気を送っているのだから
当然酸化焼成になっているものと思いこんでいた。
その後色々アドバイスを頂いて,
どうやらローソクの炎のしんに近いところの不完全燃焼炎と同じ状態で
還元がかかったらしいと思い至る。
炭の上に作品を直に置いていた性もあるかも。
今回はツクと割れた棚板で工夫して見ようと思う。
狭い七輪の中でどれほどのことができるか判らないが。
今まで使っていた七輪が大分痛んできたので新しい七輪を用意。

邪魔なものは削って内容積を広く、と言うメールを頂いたので,
鍋受けを削る。右下が削る前。

被せる七輪の送風口を塞ぐ。
これは考えが甘かった。
火にかけて早い段階で塞いだ粘土が爆発した。
籾殻焼きで
ぐい呑みを
素焼き
8度目の七輪陶芸
近所の燃料屋さんがデッドストックの石炭を譲ってくれた。
それにしても臭いですヨの一言とともに。
炭で火を起し石炭を入れると煙と臭いがすごい。
織部と灰釉を掛け分けたぐい呑みを火で炙ってから,
ツクの上にぐい呑みを置き,七輪を被せる。
ドライヤーを30pから段階的に近づけて5cmまで寄せる。
目一杯石炭を入れて約45分で焼きあがり。
石炭のほうが温度が上がるという感じはないが,
火持ちは炭よりもよく、燃えきってしまわないので,途中で足す必要は無い。
ツクでぐい呑みを少しでも高いところへ,
あるいは棚板でいくらかでも直火をさえぎろうとした。
で結果はと言うと今回も織部は緑色に発色しない。
七輪の中全体に還元がかかってしまっているのだろうか?

左
織部黒っぽい
右
織部赤い
縮れている
灰も
今までになく
グレー
師匠の窯で作品を焼いてもらっている。
師匠の専門は磁器なので,銅は窯に残るからと,
織部は焼いてもらえない。
織部の緑を見たくてチャレンジしているのだが,
七輪で工夫できることは,
棚板のサイズを七輪に入れられるぎりぎりの大きさのもので
試す事ぐらいしか思いつかない。
ま,懲りずに再チャレンジして見よう。