七輪陶芸のこと 05
6度目の七輪陶芸 9/06
今回は茶碗に再チャレンジ。
前回茶碗を5個火に乗せて素焼きできたのは1個だけ。
直火に当てていて割れてしまうのは、
茶碗の温度が部位によって差が出てしまうためと思われる。
それで今回の素焼きは籾殻焼で行うことにした。
私が勝手に籾殻焼と呼んでいるのだが,
野焼きの1手法で1斗缶に作品と籾殻を入れてじわじわ焼く方法。

左,
1斗缶の中に
熾きを作る。
右,
その上に籾殻を入れ,
ぐい呑みを並べる。

左,
ぐい呑みの上に
籾殻を入れ,
茶碗を籾殻で埋める。
右,
口切一杯
籾殻を入れる。
初めに作った熾きから火が籾殻にうつって燃えていくのだが,
1斗缶には小さめの空気穴しかつけていないので,
日曜の朝8時に火をつけて夜8時まで燃えていた。
ぐい呑み9個が少し入れ過ぎで、
空気の流れが予想より悪かったかもしれない。
2時に口から5cmほど下がったので籾殻を足している。
被せ七輪陶芸
七輪をもう1個用意して被せて本焼した。
輻射熱で温度が上がりやすくなった。
ドライヤーを徐徐に近づけて急激に温度上昇しないように気をつけた。
1回に焼けるのはぐい呑みが2個か,茶碗が1個。
遠火の炙りが10分,直火の炙りが10分,七輪被せて10分。
ドライヤーを使い始めて30分,茶碗をひっくり返してさらに10分。
1時間強で焼きあがり、炭は1〜2回注ぎ足しをする。

今回は,茶碗が2個ぐい呑みが8個焼きあがった。
ぐい呑み10個のうち1個爆発,1個はひびが入った。

左,
黒楽茶碗
右
灰釉茶碗
下,
その底
径はどちらも長径が11cm、
短径が10cm。
高さは黒楽が9.5cm、
灰釉が8cm。
土は黒楽が,
もらった削り滓を再製した黒い土。
灰釉,と言っても楽の透明釉に灰を混ぜた釉,
のほうが井戸赤土。
ぐい呑み,径は5〜7.5cm,高さは4.5〜6cm。





今回の七輪陶芸は,もう1個の七輪を被せたおかげで,
熱が全体にうまくまわったと言える。
ベースに使っている七輪がさすがにぼろぼろになってきた。
被せるための七輪を探していて,少し小さいものしか見つからなかった。