七輪陶芸のこと 85

炎081901
川崎から遠路はるばるお出かけいただいた小学校教諭のお二人をお迎えして、
台風13号の影響で時折激しく雨の降るなか、
七輪陶芸実践講座を開講。
是非児童にやらせてみたいとおっしゃるので、
市販の七輪と煎餅の空き缶、拾ってきた鉄鍋などその辺で手に入るものを使用。
いつもはついつい私が自分でやってしまうのだが、
できるだけ実際にご自分の手で経験していただくよう気をつけた。

86度目の七輪陶芸


まず、信楽の赤土に道具土を3割混ぜた土を用意。

横Yさん、乾燥に時間が掛けられれば、道具土を混ぜなくも大丈夫といいましたが、
今になって考えてみると、混ぜたほうが本焼きしたときに割れにくくなりますね、確実に。
陶芸材料はTKハンズか、陶芸.comで手に入れてください。

早速成形、お一人は陶芸経験があって安心してみていられるのだが・・・

成形081902
成形の1
約120gの土団子をつぶして縁を立ち上げる
成形081904
成形の2
葉書の手ロクロで形をきめる
成形081903
成形の3
葉書から
持ち上げて
角をつぶす
成形081901
成形の4
手の中で
形を
整える


ぐい呑みをお一人で3個作るのに約1時間掛かりました
ぐい呑みの形が決まったら、次の工程は乾燥。

乾燥081903 乾燥081902


ドライヤーで強制乾燥させるのですが、
ブレイカーが落ちたり、なかなか埒があきません。
そこで裏技=レンジでチン。
乾燥081901
1個で30秒弱、2個なら1分弱チンします。
爆発しないかハラハラものですが、熱くなったのを取り出しては冷まし、
冷ましてはまたチンすることを3〜4回繰り返したら、
ドライヤー使用とあわせて30分で乾燥できました、最短記録です。

おかげで午前中に素焼きに突入。
素焼き081901
遠火の弱火からだんだん熾きていく火で30分掛けて暖める。

素焼き081902
遠火にするための煎餅の缶の底をくりぬいたものをはずし、
炭を足し、七輪に鉄鍋を直置きしておいて昼食へ。
45分後戻ってみると、
素焼き081903
爆発せず無事、色が変わっています。
正確には素焼きが完了したわけではありませんが、
直火に載せてそのまま本焼きしてしまいましょう。
本焼き081901
底を抜いた缶を利用して炭をたくさん盛り上げ、ぐい呑みを3個入れます。
本焼き081903
はじめはドライヤーを30cmくらいで、
急に温度上昇するとぐい呑みにひびが入ります。
本焼き081905
ドライヤー0cmで焼成、
自分たちだけでやっていてこの炎を見たら怖くて止めちゃいます、とのこと。
焼く081901
約20分で1回目の焼き上がり。
続けて2回目の本焼き。
本焼き2回目
火の中でぐい呑みの置き方を変える。
2回目の焼き上がり
焼きあがったぐい呑みを取り出したところ。
焼き冷めしながらチンチン音を立てています。
さて、市販の七輪、ぐい呑み3個入れ20分焼成にしては、いいものが取れました。

S氏のぐい呑み081901 Y嬢のぐい呑み081901
S氏のぐい呑み081902 Y嬢の小皿081901
S氏のぐい呑み081903 Y嬢のぐい呑み081902


全体に灰がかかってうまい具合に溶けました。
私としても一安心。
右下のぐい呑みは七輪の中に落ち込んで変形してしまいましたが、
いちばん良く灰が乗って味が出ています。

お二人とも今日の結果に味をしめて、
何時でもどこでも誰にでも、この結果がついてくるものではないと心してください。

それはそれとして、是非子どもさんたちと楽しんでください。
校長先生とPTAというハードルがあるにせよ、
実施できれば、きっと楽しい1日が過ごせるはず!
頑張ってください。
質問があったらどんどんメールしてね。






さて、今回行った七輪陶芸実践講座ですが、ご希望の日に、開催いたします。
ただし、こちらの日程調整のため2ヶ月前までにご連絡ください。

1名以上5名様まで、費用はお一人様1,000円、材料はすべてこちらで準備します。
所要時間は約6時間。

開催場所について、
東京池袋より、東武東上線にて1時間30分。
もしくは関越自動車道・練馬インターより、最寄の花園インターまで60km。

ご希望の方はメールをどうぞ!





ここでちょっと復習。
今までのページの索引をつけておきます。
網の上で素焼きをしていた。鍋の底が抜けてアルミのインゴットが出来た。
缶の中で本焼き、ドライヤーの距離と時間の関係。
焼き締めぐい呑み茶碗にチャレンジ素焼きに籾殻焼きを導入。
吉田明氏の自作七輪織部にチャレンジ織部に再チャレンジ
ランチ織部が発色?
籾殻灰釉がうまく溶けない籾殻灰釉を工夫三島
 自作七輪。 茶碗にチャレンジ。
戸板市。 中学生がチャレンジ。
2回目の戸板市。 NTV 「さわやかニッポン」の取材
NTV 「発想自由人」の取材
七輪陶芸・始めてみよう・@準備A素焼きと本焼き
オリジナル・ネームプレート(直径10cm)のご注文受け賜わります
窖窯焼成に参加
徳利と焼き上がりが気に入っている灰釉ぐい呑み
灰釉がきれいに融けたぐい呑み
灰釉S字紋ぐい呑み
チャンネルJの取材
ミニ窯にはブロワ
TBSの取材、番組は「モーニング天気」
ミニ窯で焼き直してみたら
七輪陶芸パーティ、インパク編集部も取材に来た
吉田明師匠の窯出し展で七輪陶芸
「つくって、焼いて、その日に使える」原点に回帰する
インパクパーティで七輪陶芸を実演
七輪陶芸実践講座、あなたもいかが?
公民館の生涯学習祭りで七輪陶芸デモ
吉田明師匠の紙窯展


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